ランニングと喫煙

ランニングと喫煙

“喫煙と定期的な満足のいくランニングは互いに折り合いのつかないもの。”

そんな当たり前の事柄も、時には思い返してみる価値があるものです。
なんといっても、喫煙はランニングが健康面にもたらすプラスの影響に対して、対極にあるのですから。

ランナーと喫煙の関係

喫煙とランニング。
このどちらも行うランナーの筋肉・肺・心臓は、深刻な事態に陥っているのです!

2002年以降、CFES(Comité français d’éducation pour la santé、フランスの健康に関する教育委員会)では、次の事例について警告を発しています。

喫煙時に吸引する一酸化炭素により、酸素欠乏などの低酸素症が引き起こされること。
ニコチンにより、心拍数・血圧が上昇した(休息中であっても)結果、心臓がより多くの酸素を消費すること。
これらにより、40代以上の喫煙者なおかつハードなエクササイズに励むスポーツ愛好者は、心臓発作のリスクが高まること。

筋肉に関しては、CFESは次のように述べています。
“筋肉は、肺・心臓と同様、効率的に機能するために酸素量の豊富な血液を必要とします。しかし、喫煙により抹消血管の収縮が起こると、筋肉へ運ばれる酸素量は減少します。”

さらにはニコチンが乳酸生成を促します。

VO2MAX(最大酸素摂取量)の減少に直結するたばこ消費量

あるアメリカの大学が15年ほど前に実施した研究によると、軽いエクササイズ中にスモーカーは平均6%以上多くエネルギーを消費していることがわかっています。VO2max(時間単位で身体が消費する酸素の最大量=最大酸素摂取量)は直接的に喫煙の影響を受けていると考察されています。特に、喫煙量が増えるほど心血管の能力は低下します。

ランニングの最たるねらいに直結する走り

ランナーは日々スポーツをただ単に楽しむのではなく、健康上の蓄えを飛躍的に向上させることを望んでいます。そのねらいは、より長く生きること、もっと言えば健康体でより長く生きること。

平均寿命よりも重要視されている健康寿命(HLY)に関するデータでは、慢性疾患は60代以降に増加するという結果が得られました。喫煙がガンを引き起こし、有酸素能力を損なわせる要因のひとつであるというのです。たばこを吸わずに走ること。それが、年齢に立ち向かう効果的な最たる方法ではないでしょうか。

50ものマラソンに名を残した、ヘビースモーカーPASCALの言葉

“毎日毎日、20~30本はたばこを吸っていました。15年間ほどずっと。”
Pascalは事実を認め、次のように続けます。

“当時は苦しさを感じながらも少しだけ走り、エクササイズが終われば咳き込む。そのような状況に慣れっこになっていました。無計画に禁煙を始め、体重を増やしたくない一心で、その後もさらに走るようになりました。翌年には、初マラソンに参加しています。それ以来、後戻りはしていません。26マイル385ヤード(42.195km)を3時間で走れるようにもなりました。喫煙時代の記憶も今となっては、まるで別の人生を歩んでいたかのように、非現実的なものに感じられます。”

喫煙ランナーへのメッセージ

あなたは決して1人ではありません。このテーマに関しては、はっきりとしたデータが存在していません。

なぜなら・・・。“ランナー”はたばこ依存症を認めたがらないもの。禁煙に向かって周囲からの応援が得られるように、まずは喫煙を認める。そうすれば、そこからきっと道が開けてくるでしょう。

この記事の原文(英語)

 

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