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「レンズカテゴリー」特徴と選び方
サングラスにおけるレンズカテゴリーとは?
サングラスのレンズカテゴリーは、レンズを透過する光の割合を段階的に分類したものです。この太陽光がレンズを透過するパーセンテージ「可視光線透過率」は、どのレンズにも設定されています。※レンズの紫外線遮断性能を表す「紫外線透過率」、UVプロテクトレベルとは異なる基準・値です。
Decathlon(デカトロン)のサングラスはもちろん、どのレンズカテゴリーでも100%UVカット仕様。安心してご使用いただけます。
カテゴリーレベルは、5段階の数字(0~4)で表されます。数字が高いほど、レンズを通過する光が弱く、太陽が放つ光の眩しさを抑えることができるでしょう。レンズカテゴリーを選ぶ際は、サングラスの着用シーンを考慮することはもちろんですが、天候も大切な要素です。
サングラスレンズカテゴリー0
レンズの色
クリア(薄い色付または色なし)
使用シーン
インドアスポーツ/夜間/悪天候(雨天/曇天)
特徴
ほこり・風からのプロテクト/反射防止コーティング加工/あらゆるシーンで視界を妨げない透明レンズ"
可視光線透過率
80~100%
サングラスレンズカテゴリー1
レンズの色
クリアイエローが一般的
使用シーン
悪天候/霧/薄暗い森林でのスポーツ
特徴
コントラスト調節/眩しさ軽減"
可視光線透過率
43~80%
サングラスレンズカテゴリー2
使用シーン
晴れたり曇ったりと、天気が変わりやすい環境/明るすぎることも暗すぎることもない光の下
可視光線透過率
14~43%
サングラスレンズカテゴリー3
最も一般的なレンズです。
レンズの色
グレーまたはブラウン
使用シーン
晴天/明るい太陽光の下でのスポーツ
特徴
低~中標高域の陽射しが強い環境で、視界を自然な色合いへと調節するカラーレンズ"
可視光線透過率
8~17%
サングラスレンズカテゴリー4
レンズの色:濃いブラウンが一般的
使用シーン
太陽光が非常に強く、強烈な陽射しや反射を受ける環境
特徴
高標高域・熱帯など極度に強い太陽光の下で、コントラスト感を補強するダークブラウンのカラーレンズ
可視光線透過率
3~8%
注意
視界および色の正確性を損なうため、運転中にカテゴリー4のレンズ入サングラスを着用することは禁止されています。
※この記事は、フランス語および英語の原文を日本語に翻訳したものです。記載の交通規則や法律など、日本とは異なる場合があります。
スポーツにも、普段使いにも。
▼スポーツアイウェアブランド「ORAO(オラオ)」
▼アーバンサングラスの選び方
▼釣りにおけるサンプロテクション
Decathlon…



OUTDOOR PARK 2017【ご報告】
先週の土曜日・日曜日(4/22~23)に大阪万博記念公園で催された「OUTDOOR…

SIMOND(シモン)の工場
特有のノウハウ
モンブランの麓、Les Houches。その小さな町にSimond(シモン)の工場は建っています。工場内には最新の工作機械、そして鍛冶の伝統技術をそのまま受け継いだ機械がずらりと並んでいます。
そして、1860年代からずっと、今なお生き続けている専門知識をフルに活用できる熟練者もまた、ここにチームとして存在しています。ここで一丸となってつくり上げているのが、Simond(シモン)の名を世に知らしめた、卓越した品質です。Simond(シモン)は、ISO9001を取得しています。可能な限り、ベストを。ステンレススチール、アルミニウム合金やチタンなど、選び抜かれた素材にはそんな思いが込められています。
Simond(シモン)の金属製品は、…


クライミングヘルメットの選び方
クライミングヘルメットに求められる要素といえば、まずは軽量感と耐衝撃性でしょう。できれば極度の天気にも耐えうる能力も備えていて、時と場合によっては視界を最適化するモデルが必要なこともあるでしょう。現段階ではロッククライミングでのヘルメット着用は義務付けられていないとはいえ、クライマーのみなさまには着用を強くおすすめします。
崩れ落ちてくる岩や他のクライマーによる落下物から保護するばかりでなく、転倒時には岩肌など動かぬ物体による衝撃からも頭を保護します。
ヘルメットは、2種類あります。違いはシェルの構成です。
発泡フォーム
高い圧縮応力を特性に持つポリスチレンを採用したシェルは、一般的に極めて軽く、衝撃吸収に優れています。ただし、通常の磨耗や引き裂けに対しては、強くはありません。
ハード
重量感と堅牢感はあるものの、衝撃吸収力が落ちてしまうのが、ポリカーボネート製のシェルです。
これら2つのテクノロジーを組み合わせたハイブリッドタイプのヘルメットなら、軽さを残しながらも丈夫さと衝撃へ吸収力を効果的に発揮するでしょう。
ケービングならヘッドランプ、アイスクライミングなら保護シールド。そんな具合でヘルメットに追加でアクセサリーを装着することも可能です。
これらのヘルメットは、EN…

クライミングシューズの選び方
クライミングギアを選ぶ際に頭を悩ませる存在のひとつ、クライミングシューズ。モデルの数も多く、特徴もさまざまで・・・。しかし、ほとんどのモデルに備わっている典型的な特徴は同じ。その機能・性能には「柔軟性のあるアッパーと、滑らかながらもグリップ力のあるソール」が謳われていることでしょう。
この点を踏まえて、その他の特徴の違いを見てみましょう。
シューズの着脱・ホールド方法
靴ひもで締めるタイプ、または面ファスナーで留めるタイプ。靴ひも(シューレース)なら、シューズのサイズにそった、より確かなフィット感が得られるでしょう。一方で、すばやく履いたり脱いだりができる面ファスナーなら、インドアやショートルートに活躍します。さらなる選択肢として、伸縮バンドの付いたスリッパ(スリップオンまたはスリッポンと呼ばれることもあります。)タイプもご用意しています。
ソールのかたさ
柔軟性に優れたソールは、インドアクライミングやボルダリングに適しています。まるで壁に吸い付くようによじ登っていくダイナミックなクライミングへと導いてくれるでしょう。これに対し、クラッグ(岩場)やマルチピッチルートでの登攀なら、足元にはかためのソールを。小さなエッジを押し登っていくクライマーをサポートします。シューズのソールの柔軟性/剛性については、どちらか一方に優劣をつけるようなものではありません。ソフトなものから、多目的仕様の適度なもの、相当ハードなものまで、用途に合わせての使い分けが可能です。
シューズの形状
クライミングシューズには、次の3種類があります。
フラット:足の骨格に合うように配慮した、従来からの形状です。
ダウントゥ:推進時とホールド時の動きを計算したデザインです。プッシュ力とグリップ力の向上を目指し、足に加える力加減が調整しやすいよう作られています。
ダウントゥ(アグレッシブ):デザインのベースは、ダウントゥ。アーチがややきつくパワーアップしたバージョンです。よく見かけるのが、ポインテッドトゥ(つま先の裏がわずかに下向き)を採用したモデルです。
フラットなロックシューズは初級/中級クライマー向に、ダウントゥは上級者向にデザインされています。
クライミングの「Simond(シモン)」の成り立ちと今(2017年2月時点)。
▼シモンの歩み
▼MOUNTAIN…

SIMOND(シモン)の歩み
数々の挑戦の物語
山岳界の変遷をも物語る、Simond(シモン)の歩み。
時は1820年代初頭、鍛冶屋と水晶採掘を生業とするSimond家兄弟がいました。当初は、アルヴ川たもとの鍛冶場で、木材・鉄材を加工した農機具・ベル・水晶採掘用の道具作りに従事。それが、「山岳道具を作ってほしい」というリクエストをきっかけに、Simond兄弟のモンブランへの探求が始まります。
1860年に入ると、シャモニーバレーは多くの登山家で賑わいを見せました。Simond兄弟は鍛冶場での仕事の傍ら、François…